東山エイトさんの単行本『旅先で家出少女を拾った』メロンブックスにて購入。
特典は描き下ろしリーフレット


旅先での偶然の出会いから始まり、軽い交流や小さな心の揺れを経て、二人の関係がゆっくりと深まっていく流れがとても自然に描かれている作品でした。
読み進めるほど距離が縮まり、気づけばもう戻れないほど近い存在になっていく過程に引き込まれます。
中でも印象的なのは、城崎明衣の素直で不器用な可愛さ。
明るく懐っこい性格の中にふと見せる恥じらいが魅力的で、距離が縮まるたびに恋が動き出す瞬間がしっかり感じられます。
主人公の心の揺れにも自然と共感できて、気づいたら二人がいい感じになっている流れもすっと入ってきます。
家出少女とサラリーマンという設定ながら描かれる関係性は真っ直ぐで作品全体の空気感は純愛寄り。
二人の関係が深まっていく過程をじっくり味わえる一冊でした。